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暑くなると街も賑わう。 いやー、暑かった! 暑いのは決して苦手ではないのだが、急に30℃以上はこたえる。 しかし、日差しはきついものの湿度は低い。 それほど汗だくにはならない。 今回はバックパッカーズ向けの宿を選択してみた。 札幌にも何箇所かあるようだが、目的地に最も便利な“サッポロ イン NADA”をチョイス。 “NADA”とはスペイン語で「何もない」という意味だそう。 「心をカラにして、いい旅発見!」という経営者、子鹿さんの心意気が現れたネーミングだ。 これからの時期はバイク族が増えるそう。 ススキノの西の外れにある。 同宿は日本人お一人、シンガポール人3人。 この方は本州からの旅行者で、北海道一周最後の日。 個室には、やはり一周された関西からの熟年ご夫婦が。 和気藹々と話が弾むのが良いところだ。 皆さんとても上品で、私が一番不良。 朝食付き一泊\3200。 小鹿さんご一家。 土曜日の午前中は、札幌市民ギャラリーに“全道展”を拝観に行った。 これについては、写真が膨大なのでまた次回に。 途中、昼日中のススキノを歩く。 こんな街角の彫刻もある。 男女の“出遭い”。ススキノに相応しいか。 これは傑作コピー。 このようなエコは大歓迎だ! 札幌駅からススキノを通ってキタラに向かうと、“出勤”途中のおねーさんがよく擦れ違う。 時々、ふらふらついて行きたい気分にならないこともない。 しかしやねえ、此方が金出してやねえ、一生懸命話術繰り出して女の子喜ばすってのも馬鹿らしくなった。 キタラに行けば、“精神的”な満足が待っているのだ。 ・・・ま、必ずってワケではないが・・・ 最近はチャラチャラした“高級ホステス”のようなのも多いからなあ・・・ “Jクラシック”なんて売り出しているのは、アブナイ。 “ホステス”と同格にしたら、逆にそちらに失礼なぐらいだ。 楽器が少しお上手に演奏できるのと、“ゲージツ”とは関係ない。 私が選択するのは勿論“ゲージツ”だ・・・なんちゃって・・・ 特に、会社名はあげられないが“エイベックス”を代表とするようなソフト・メーカー、マネージメントに所属しているタレント演奏家は、よほど本人が強い気持ちを維持しないと勘違いして終わってしまうのでは・・・ないかなあ・・・ 本当にクラシックを根付かすためには、“本物”による“本物の感動”を与え続けるしかない。 それには、“老若男女”は関係ない。 “主催者”はそれを聴き分ける“耳”を持って欲しい。 違う、という人間、一歩前に出なさい。 ・・・ところで、“札幌市民ギャラリー”に対する市民の認知度は今ひとつ(ふたつ?)のようで、途中で所在を尋ねてもなかなか要領を得ない。 私も現地で勘違いしたのだが、すぐ隣の“千歳鶴酒ミュージアム”を聞いた方が遥かに容易く目的を達したようだ。 豊平川沿いに潜む伏流水の自然水が飲める。 勿論、お酒の試飲もOK。 井戸水で淹れたコーヒーも旨い。\200。 酒粕仕込みのソフトクリームが人気だった。 おねーさんも可愛い。 “全道展”を拝観(物凄い大量の出品で疲れ果てた)した後、よれよれになりながら豊平川沿いに中島公園へ。 今は何が釣れるのか・・・ パーク・ゴルフも盛んだ。 夏は“花火”で賑わうらしい。 大量出品の“全道展”で目が回ったが、中島公園では、これまた大量出品の“フリマ”でクリビツテンギョウ・・・ ほぼ、公園を半周する勢い。そんなに売れるのか? リサイクル運動市民の会<北海道本部>というところが主催らしい。 やっと、本題デス・・・ 6月26日(土)15:00〜“第530回札幌交響楽団定期演奏会” 今回は後半のデュリュフレ・・・ 只今、函館MB混声合唱団ではフォーレのレクイエムを練習中なんである。 で、少し参考にならないかなあ、というスケベ心も多少あったのである。 テキストはフォーレ作品が下敷きになっているわけだが、まあ、当然だが、“音楽”は別物。 第2次世界大戦後の作品だが、ある意味フォーレより偽古典的と云えるかも知れない。 フォーレは、“リベラ・メ”などはオペラティックと云いたくなるし、全体としてロマンティックな甘さがある。 グレゴリオ聖歌が主たるモチーフになっているデュリュフレは、こう云ってはなんだが、より固い信仰心に裏打ちされているように感じる。 偶然なのか、フォーレと同じように3種の版があり、今回はフル・オーケストラ・バージョンを聴かせて頂いた。 これはよく考えてみると、なかなか出来ない体験であるのかも知れない。 私も一応楽譜を所有しているのだが、これはオルガンとチェロ・オヴリガートという最も簡素な版。 心に残る録音も、どちらかというとこの版によるものが多い。 代表的なのは、BISレーベルのグラーデン/聖ヤコブ教会聖歌隊盤。 が、フル・オーケストラのダイナミクスと色彩感には正直驚いた。 また、ホールの大オルガンの効果も目覚しかった。 担当された米山浩子さんに拍手。 フォーレと同じように重要なのは合唱、特にソプラノが如何に透明感を損なわずに天上の音楽を奏でられるか、に大きなものがかかっている。 札響合唱団と札幌放送合唱団のソプラノ陣は、充分その責を果たされた。 年の初めから練習を始められたようだが、よく研鑚された様子が窺えた。 アルトもなかなか深い声で、デュリュフレの世界を満喫させていただいた。 全てのパートに言えることだが、声質が揃っているので聴き心地が良い。 テナーは声が若いのが好いなあ、と思ったのだが、学生のエキストラが入ったようである。 札響合唱団、エキストラを除くとテナーは4人だ。大丈夫かあ? バス・パートはテノーラルな響きに聴こえたのだが、もともと音域が高めに書かれているのだろうか? テナーとの大きな対比、全体の中での独自な存在感は、余り求められていないように聴こえた。 全体として、“声楽的”には良く整った見事な演奏を堪能させていただいた。 しかし・・・私はクリスチャンではないのだが・・・其処に“信仰”の内実(必ずしもキリスト教のそれでなくとも良いと個人的には思うが)・・・を深めていく過程の“一歩”なのでは、とも感じた。 そのためにも、なるべく固定したメンバー構成であり続けていただきたい。 フォーレとの共通点、違いで面白いのは、その“音域”。 オーケストラは、ヴァイオリンではなく低弦が重要視されるのはフォーレ流。 デュリュフレは、ヴィオラよりチェロの比重が高い。 “ピエ・イエズ”では、チェロが大きな役割を果たす(オルガン・バージョンでも此処にソロが入る)。 札響チェロ・セクションのノーブルさ! また其処のソリストがソプラノではなく、メゾ・ソプラノなのがフォーレと違うところ。 今回は、加納悦子さんが歌われたが、実に素晴らしい。 つい最近、永島陽子さんのこれも素晴らしいバッハを聴いたばかりだ。 加納さんの深さは、合唱団にも大きな参考になったのでは? 勿論、私たち聴衆にも大きな心の糧になった。 “ドミネ・イエズ・クリステ”、“リベラ・メ”での三原剛さんのバリトン・ソロも、申すまでもなく甲乙つけ難い素晴らしさ。 仙台フィルとの共演を含めて、聴かせていただく機会は多いのだが、白眉は盛岡での“マタイ”だった。 今定期は、尾高音楽監督の深い思い入れ、積年の研究の一端を、幾分かなりとも感じることができたか、と感謝の二日間でした。 一つ、オーケストラのサポーターを自認する人間として気になったことがある。 どうも、会場が少し冷めているように感じるのだが・・・ 我々の感覚だと、マイ・オーケストラの団員がステージに出始めたら、其処から自然に拍手が沸くし、最後も合唱団員全員がステージから消えるまで拍手を続ける、というのが、これまた自然なのだが・・・ 此処のお客さんはさっさと席立つもんなあ・・・ それがほっかいどー流なのか?日によって違うのか? 何方か解説してください。 それと、プレ・トークの必要性はどうなのか?・・・それよりアンコールを聴かせて貰いたくないか?・・・とか考える余地があるのでは・・・ ピリッキーさん。 招待事業もしています。 招待の中学生たち。 今回は難しかったかなあ・・・ 託児所もあります。 この日は5人くらい。普段は10人前後。 内庭。ビールやソフトクリームも販売しています。 演奏会前にビールは拙いだろうなあ・・・ 時々オカシナおっさんがいるがなあ・・・酔ってんじゃ・・・ ロビー。 ピリッキーさん活躍! 土曜の席。 中島公園のカルガモも子育ての真っ最中なのだが、この一家は子ガモが二羽しかいない。 カラスにやられたかなあ・・・ カラスも子育て中で、今の時期凶暴だ。 私もこの間、後頭部を襲われた。 いい度胸してるぜ! 帰りまで、チョー時間があったので“ダイマ”でお話を。 フランス演奏旅行のお話が中心。 お客様も多士済々なので話が弾む。 フランス人も今は余り呑まないようなリキュールが・・・ スーズ。 カルヴァドスと、これがアブサン! ストレートで呑んだらえらいこっちゃ! |
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