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zoom RSS 増田朗子ソプラノリサイタル&村治佳織ギターリサイタル&五稜郭タワーアトリウム

<<   作成日時 : 2012/06/29 06:33   >>

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 高橋セリカさん、佐々木茂先生と。





 3月11日(日)18:30〜函館市芸術ホール「増田朗子ソプラノリサイタル」




 ソロ活動20周年記念としてのリサイタルだそうである。

 ということは5才くらいから活動を始められたのか。そうに違いない。

 オペラでは比較的強めの声の役柄を得意にされておいでのようだが、少〜しハスキーでアウトフォーカス気味なお声は暖かくチャーミングなものだ。

 この日は、ショパン、プロコフィエフ、リストの歌曲、続いて函館在住の名作曲家、佐々木茂先生の歌曲を。最後のステージはプッチーニのオペラアリア集という構成。

 実はこのリサイタルの前に、マチネとして函館男声合唱団の演奏会があった。

 伝え聞くところによると、本来増田さんの時間帯を譲っていただいたとのことらしい。

 それは集客の点で決して有利なことではないだろうから大変有難いことである。

 ・・・ということで、函館男声合唱団の打ち上げもそこそこにリサイタルへと会場に引き返した。


 残念ながら第1部を聴き逃したが、佐々木茂先生作品集には間に合った。

 中山知子、小島俊明、石川啄木を取り上げられている。

 その中で、啄木につけた作品は増田さんの委嘱による新作であった。

 「一握の砂」からの五首を選んでいる。

 最初の三首は有節歌曲として書かれていた。

 これはある女性(特定の人物かどうか)を思い起こしてのもの。

 若き抒情が横溢しているとも云えるが、まあ、いい気なものだなあ、というのが個人的感想。

 正直言ってこの辺りの啄木は余り好まない。

 続く二首は函館の海辺の情景を描いている。

 特定の地名だと大森浜(そのような名前の婆さんではない)、そして浜辺に咲く浜薔薇(ハマナス)・・・

 余談だが、浜薔薇の実は美味そうに見えるが普通食べない(ジャムにしたりするそうだが)。

 曲も演奏も日本語の語感を大切にした深い余韻と抒情を湛えたものだった。


 プッチーニのオペラアリアはリュー、蝶々さんとマノン、トスカに二分して雰囲気を統一させたのが新機軸(ストーリーは全く関連性が無いが)。

 曲間の統一性を重視し、素敵なアクトレスとして舞台に緊張を現出させた。

 但しその分、リラックスした歌の喜びは若干削がれたかも知れない。

 この辺は痛し痒しといったところだが、それだけ増田さんがこのリサイタルにかける想いが強かったということだろう。


 伴奏された高橋セリカさんのパフォーマンスは相変わらず素晴らしい。

 更なるご活躍を願うばかりである。






 
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 4月21日(土)18:30〜函館市芸術ホール「村治佳織ギターリサイタル」





 最近ではNHKEテレ「テレビでフランス語」にも出演している村治さんには、15才でのデビュー・アルバム当時から注目していた。

 音楽的傾向はその頃から大きな変化はないのではないか。

 端整にノーブルに音を紡いでいく。

 その音は決して大きくはないし、目も醒める技巧ということでもない。

 しかし曲のエッセンスの最も大切なところをしっかりと掬い取って提供してくれる。


 第1部は〜アルハンブラの想い出〜と題して、スペイン或いはそれに因んだ曲を。

 第2部はニューアルバムからピックアップした。

 アルバム名の「プレリュード」は坂本龍一さんの新曲から取ったものだろう。

 それを含めて多くが佐藤弘和さんの編曲によるものである。

 その中で特に面白いなと思ったのは、「マーラー交響曲第5番第4楽章アダージェット」

 上手くギターに嵌っている。

 残念ながらマーラー作品が奥底に持つエロティシズムの表出には至らないが、もともとそれは意図されない演奏なのだろう。

 今後も清潔で暖かい誠実な演奏を志向されることだろう。





 函館在住の手回しオルガン作家、谷目基さんの作品は函館各所にあるが、五稜郭タワーアトリウムにも一基設置されている。

 ここのオルガンの特徴は演奏中シャボン玉が出てくること。

 子供たちが大喜びだ。




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