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zoom RSS 函館野外劇稽古&平成24年度函館音楽協会春季定期演奏会

<<   作成日時 : 2012/07/07 01:04   >>

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 函館野外劇本日7月6日(金)開幕!





 8月11日(土)までロングランの、函館野外劇が開幕した。

 5月26日(土)には函館国際ホテルで前夜祭が挙行され、函館男声合唱団としての出演も。

 難しい曲がり角の時期だが、25周年という記念の年を迎えた函館野外劇、先人の苦労を無にしない為にも今年は一層のクォリティアップに努めないとならない。




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 5月12日(土)18:00〜函館市芸術ホール

 「平成24年度函館音楽協会春季定期演奏会」




 前年度の協会賞・奨励賞受賞記念披露としての位置付け。

 クレアシオンが奨励賞、協会賞は三曲の高市一男雅楽司峰)さん。

 クレアシオンは個人の演奏家の集合体で変則的ではあるが、活動内容は賞賛に値するものだ。

 高市さんは函館市民オペラにも長きに渡って貢献されておいでとのこと。

 現在も運営委員長をされてらっしゃるとのことで、永年の功績を寿ぐということなのだろう。

 ただ、私も昨年からオペラの合唱に参加しているのだが、まだ一度もお目にかかったことがない。

 
 さて演奏会・・・


 嶋田弦楽合奏団は、ヴァイオリン3本とピアノでヴィヴァルディ「四季」から“春”を。

 何故このような編成でこの曲を?と意味不明で頭が???で一杯になった。


 宍戸良子さんは、チェンバロとチェロの通奏低音を交えてフレスコバルディとヘンデルを。

 芸術ホールの空間はこの編成には広大過ぎるのだが、時代の異なる二人の作曲家の世界を堪能させていただいた。


 ピアノの関梯さんはバッハのフランス組曲第5番から4曲。

 性格が滲み出る滋味深い演奏。

 一般論だが、バッハ(を含めたバロック)の鍵盤曲はピアノで演奏された場合でも素晴らしいが、やはりチェンバロのほうが好ましいようだ。

 横の線が重視されるからそこが明瞭である必要がある。

 チェンバロは一音毎に音色(倍音)が違うので聴き取り易いし、その音色にも魅力がある(楽器・奏者にもよるが)。

 ピアノの場合は音が均一的過ぎ、また豊穣過ぎるが故に、ポリフォニーには難しいものがあるのではないか。

 ペダルの使用法を含めて、それようの技術が必要なのだろう。


 前半の最後は畑中一映さん、佳子さんによるモーツァルト二台ソナタ。

 如何にも屈託のないモーツァルトのニ長調。

 中では陰影の濃い第2楽章が聴けなかったのは残念だが、第3楽章ロンドが素晴らしい。

 ベートーヴェンの魅力が緩徐楽章なら、モーツァルトはロンドだろう。


 休憩を挟んで、北條美恵子さんのソプラノとピアノの堀内由美子さんによる、ベッリーニの歌曲とポンキエッリのアリアがあった。


 続いて、石田雅代さんがドビュッシーの前奏曲集第1巻から「アナカプリの丘」、「西風の見たもの」。

 石田さんは力強い打鍵が美点で特徴だが、ドビュッシーでは今ひとつの工夫が必要かもしれない。

 「西風の見たもの」はドビュッシーでもエネルギッシュな曲ではあるが・・・独特の和声は、縦の線の中で一つ一つの音の強弱の出し入れに極度の注意が必要なのではないか。

 それはドビュッシーに限らないのだろうが・・・


 続いて武満徹の歌曲を、堀川智美さんのソプラノと畑中佳子さんのピアノで。

 武満は声楽だといきなりシンプルになるのが面白い。

 案外その辺が素であるのかも知れない。

 私は初期のピアノ曲が大好きなのだが、これらも音符の数は過剰なものではない。

 堀川さんはそのシンプルさを可愛らしく表現された。


 その後、受賞記念演奏ということで、畑中一映さんのショパン、増田朗子(ソプラノ)さんと高橋セリカ(ピアノ)さんによるチャイコフスキー、リムスキー=コルサコフの歌曲、そして松石隆(フルート)さん、高実希子さんによるドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」が演奏された。

 その前にも大半の演奏者がクレアシオン会員だったのでどうも首を傾げるのだが、それはそれとして演奏は素晴らしいもの。

 畑中一映さんのショパンは定評があるし、増田朗子さんはロシア歌曲を得意にされている。

 しかしなんと云っても、松石隆さんと高実希子さんによる「牧神の午後への前奏曲」が息を呑むような絶美の名演だった!

 ピアノ伴奏の“牧神”は初めて聴いたのだが、オリジナルのピアノ曲であるかのように感じられた。

 松石さんのフルートと併せ、録音でも滅多に聴かれない理想的なドビュッシー表現!


 松石さんは7月14日(土)14:00〜函館市公民館で「フルート・ヴィオラ・ハープのトリオコンサート」を開催される。

 ドビュッシーのトリオが聴ける!


 高実希子さんは、ヴァイオリンとのデュオコンサートを7月22日(日)17:00〜函館市芸術ホール・リハーサル室で開催。

 こちらは小品の名曲を中心に。


 あ、高市さんの筝曲は交通手段の関係で聴き損なった。

 5人の奏者による2声の曲だったよう。

 函館の邦楽の伝統もお聴きしたかったが。





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