北の空に耳をすます

アクセスカウンタ

zoom RSS 第50回記念江差追分全国大会「いにしえ・祈りコンサート」&函館音楽界8、9月の演奏会

<<   作成日時 : 2012/09/23 02:28   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

画像

佐々木茂先生の名組曲「江差」。





 9月2日(日)13:30〜江差町文化会館大ホール

 「いにしえ・祈りコンサート」

 函館MB混声合唱団
 
 江差リンデンコール


 札幌アカデミー合唱団




 現在ちょうど江差追分大会が佳境に入っているところで、今日は最終日の本選だ。

 出場の皆さんは頑張っていただきたい。

 ところで、追分や馬子唄と、他の民謡とはどうも大きな違いがあるように思う。

 小諸馬子唄が源流とされるが、どうもモンゴルの匂いがしてならない。

 なにかの記憶が埋もれているのだろうか?

 江差追分は北前船で伝播されたものだろうが、陸路で東北を経由したものもブレンドされているように感じる。

 南部牛追唄なんかどうだろうか?


 その江差追分を題材に作曲されたのが、佐々木茂先生の名組曲「江差」。
 
 実際の江差追分とコラボレートする幻想的な曲である。
 
 今回は寺島絵里佳さん他との共演。私としては二回目の体験なのだが、三味線が入るのは初めて。

 地元の混声合唱団リンデンコールさんと共演させていただくことで実現した。

 指揮は作曲者の佐々木茂先生ご自身であった。

 曲の真価が客席に伝わったなら幸いである。


 リンデンコールの団長さんは姥神大神宮渡御祭で活躍する山車の一基「政宗山」の関係者でらして、そちらのほうでもお世話になっている。

 この日は奥様も司会を務められた。

 リンデンコールについては

 http://izatate.at.webry.info/201011/article_10.html

もご参照ください。


 さて、本来この演奏会は札幌アカデミー合唱団の地方公演というところから発展したそうで、実は此方がメインなのである。

 札幌で大いなる地歩を築いていらっしゃる札幌アカデミー合唱団さんをお聴きさせていただくのは初めて。

 オペラ合唱曲に演出を付けたステージがお得意ということで楽しみにしていた。

 今回は「ナブッコ」、「アイーダ」、「カルメン」、「トロヴァトーレ」といった最もコアなところを堪能させていただいた。

 ガンガン圧倒的に盛り上がる声ということではないものの、寧ろピアニッシモの繊細さが素晴らしかった!

 これは大いに見習わなければならないところ。

 ソロとして函館が誇るメゾ・ソプラノ石丸典子さんも登場、石丸さんは「江差」のソロも歌われた。

 オペラ合唱曲集の他にモーツァルト他のステージもあったが、残念ながらそちらは聴けなかった。

 皆さんお疲れ様でした!





 8月12日(日)〜函館市芸術ホール

 「函館中部高等学校音楽部OBOG合唱団演奏会」




 嘗て北海道合唱界に名を馳せた函館中部高校のコアメンバーが集った演奏会。

 年齢は幅広いが女声、男声のバランスは良好で、このままレギュラーで活躍して貰いたいと思ったほどだ。

 4部のステージだったが、メインはフォーレのレクイエム。

 第一ステージは愛唱曲集、畑中一映さんの的確な指揮に合わせてしなやかな歌が楽しめた。

 第二ステージは代表的な合唱曲を4曲。

 私は正直に言うと合唱そのものには全くと云っても良いほど興味がないので、経験したのは團伊玖磨作品ぐらいだったが、良い曲を楽しめた。

 特に木下牧子さんの「春に」が良かったなあ。

 現役の第三ステージの次が、メインのフォーレ「レクイエム」

 オーケストラ部分をピアノで演奏されたのだが、関悌さんが担当された。

 指揮は酒井澄人さん、オルガンは酒井貴さん。

 ソプラノソロ、徳永ふさ子さん、バリトンソロは小原一穂さんだった。

 丹念に音譜を音化するといった演奏で、曲についてのイメージ、提示の仕方で議論したいところもある(この曲には所謂教会音楽から外れた部分があるのではないか)が、その方向の中ではよく纏まっていたのでは。

 小原さんは佐々木正利先生のお弟子で、私もそのお声には馴染みがあった。

 この日も安定した歌唱。

 徳永ふさ子さんは残念ながら不調でらした。

 『メサイア』の疲れが残っていたか?

 急な代役だったらしいが・・・





 8月25日(土)17:00〜函館市芸術ホール

 「第40回学生コンサート」




 函館という街はクラシック系の優秀な若手が輩出されるところだ。

 第40回という節目の今年は18組という盛況だった。

 第3部までのうち時間の都合で第2部までしか聴けなかったのが残念。

 聴かせて頂いた中で特に素晴らしかったのは、テノールの瀧川幸裕さんと、ピアノの長谷川万璃さん。


 瀧川さんはベートーヴェンのツィクルス「遥かな恋人に寄せる」に挑戦されたが、よく研鑽されていることが偲ばれる素晴らしい歌唱だった。

 声も磨かれているし、ディクションが見事。

 なにより雰囲気がある。

 これは舞台人には必要な資質だ。


 長谷川さんは表現意欲に溢れている。

 ブラームスのヘ短調ソナタの第一楽章を演奏されたが、若いブラームスの気概が十分表出されていた。

 ギャルっぽい容姿とのギャップも素敵・・・かも。。。


 ピアノの長谷川璃花さんは高一にしては立派な演奏。

 これからは一層、演奏技術を音楽に奉仕させていただきたい。


 ソプラノの柏崎万里さん、鈴木友恵さん、高神麻由さんにはそれぞれ愉しませていただいた。

 イタリアものが殆どだったが、なんというか、勉強の過程の教材という次元から総じて抜けていない。

 つまり、歌う喜びがまだまだ伝わってこないということ。

 舞台ではこれが大事だ。


 フルートが佐々木花菜さんと安藤千晴さん。


 ピアノでは黄倫子さん、大阪詩織さん、山本彩さんも。

 やはりピアノの大阪真里奈さんは、先生をバックにチャイコフスキーのピアノ協奏曲に挑戦。

 2台のフルコンサートグランドに、あれやこれやで超重量級のステージになった。


 残念ながら大山未方さんはキャンセルされたが、皆さん素晴らしかった!


 第3部は聴けなかったが、特に長内一真さんを聴き損なったのが残念。

 ファジル・サイ編曲の「サマータイム」だよ!


 他にパーカッションの堀野美佳さん、チューバの福井瑞希さん、ソプラノの米屋知香さん、ピアノの佐賀知慧さんが出演された。


 伴奏の皆さんもお疲れ様でした!





画像

      見学の鈴木友恵さんも加わった函館MB混声合唱団の同志社組


画像

      学生コンサートに出演した鈴木友恵さんと東出絵里子さん


画像




画像




画像




画像






テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
第50回記念江差追分全国大会「いにしえ・祈りコンサート」&函館音楽界8、9月の演奏会 北の空に耳をすます/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる